11月6日・7日に「デイ喫茶」を開催しました。
今回の手づくりおやつは、秋の味覚を楽しむ「マロンケーキ」🌰
デイ喫茶は、毎月開催している恒例の人気のプログラムです。
デイケアのフロアに広がる甘い香り

スポンジ生地は、博愛記念病院の菓子工房による手づくり。
ふんわり焼き上げた生地をサークル型にくり抜き、ホイップクリームを塗って三枚重ねにします。
上にマロンクリームをしぼり、小枝型のチョコを添えて完成です。

手づくりならではの温かみのある香りがフロアいっぱいに広がり、
「おいしそうな香りがするね」と作業の様子を見に立ち寄ってくださる利用者さんも。
自然とコミュニケーションにつながり、笑顔がこぼれるひとときです。
香りの刺激は食欲や記憶を呼び起こす効果があり、脳の活性化や情緒の安定にもつながります。五感を通じて心身を刺激することも、デイ喫茶ならではのリハビリの一つです。
嚥下能力や食事形態に合わせた個別対応

おやつはすべて、一人ひとりの嚥下能力や食事形態に合わせて調整しています。
スポンジを細かくカット、クリームの量の調整などをして提供しました。
また、必要に応じて食事介助や見守りも行い、安心しておやつを楽しめる環境を整えています。
リラックスできる環境で人と一緒に食べる楽しみ

おやつの時間には、BGMを流しながら、淹れたてのコーヒーを提供。
香ばしい香りがフロアいっぱいに広がり、まるで喫茶店に来たような雰囲気の中で、皆さんが「おいしい」「かわいい」と自然と感想を口にしてくださしました。
デイ喫茶は「季節感」「手づくり」「参加できる」などを大切にしたプログラムとして、毎月開催しています。希望する利用者さんもおやつづくりにご参加いただけます。
定期的な認知機能検査の実施

デイケアでは、利用者さんの心身の変化を継続的に把握するために、3カ月に1回、簡易的な認知機能検査を実施しています。定期的に確認することで、記憶力や注意力の変化を早期に見つけ、リハビリ内容や生活支援の方法をより適切に調整。「その人らしい生活」を支えるための計画づくりに活かしています。
手づくりスエットニット帽でリハビリ活動

季節や利用者さんの興味に合わせて、さまざまなリハビリ活動を行っています。
上の写真は、現在制作中の「2カ所を縫うだけで完成するスエットニット帽」です。
デイケアは週に2〜3回ほど通所される利用者さんが多く、食後の時間に少しずつ進めて、1カ月ほどでの完成を目指しています。シンプルな工程ながら、縫う作業は、手指の巧緻動作や集中力の維持に役立つリハビリです。職員が企画したもので、希望者が参加、無料で取り組んでいただけます。
帽子づくりは男性にも女性にも好評で、ワンポイントの飾りをつけるなど、自分らしいアレンジが可能。職員が利用者さんの安全を見守り、丁寧にサポートしながら、「できた!」という喜びを一緒に分かち合っています。
デイケアの活動の様子は、Instagram や「デイケア通信」でご紹介しています。
次回もどうぞお楽しみに。
デイケアでは、利用者さん一人ひとりに合ったリハビリテーションを行い、日常生活のなかで“できること”を増やすサポートをしています。また、リハビリテーション・レクリエーション・入浴や食事などを通して、毎日の楽しみと生活の質(QOL)の向上を目指しています。
ご利用にあたっては、ご利用者様のご都合やご希望に応じて、
例)午前半日、午後半日、1~2時間の短時間、
デイケアのご利用については、担当のケアマネジャー、または当施設の職員までお気軽にご相談ください。(対象エリア:徳島市/小松島市は応談)
デイケア(通所リハビリテーション)
TEL 088-669-2166
