みなさんこんにちは(^^)/
平成医療福祉グループでは毎月、全国の各病院・施設のリハビリテーション部で勉強会を開催しています♪♪♪
博愛記念病院の8月のテーマはこちら!!!
講師は博愛記念病院所属の言語聴覚士 後藤さん、稲葉さん、尾崎さん、久保さん です!
日本では、令和3年の死亡原因の第6位が誤嚥性肺炎となっております。
また、肺炎で亡くなる人の90%以上が高齢者であり、嚥下機能の低下が主な要因です。
当院には摂食嚥下リハビリテーション学会認定士が4名、摂食嚥下認定看護師が1名在籍しており、嚥下機能評価に基づき介入方法を主治医と相談し、摂食機能療法の実施や経口摂取への移行に取り組んでいます(^^)/
摂食嚥下は先行期(認知期)、咽頭期など5つの段階に分けて評価します。
特に先行期では食べ物が何であるか認知、予測しており、食欲を感じ、唾液の分泌、消化管の運動に繋がる大事な段階となります。そのため、意識障害があると誤嚥のリスクが高まる傾向があります。
健康な人でもむせることはあり、「摂食嚥下障害」と「正常」の境界は明確ではなく、重症度で評価しています。
認知機能が低下している方への食事支援では、食欲、食物認知、姿勢、一口量、むせの有無などを確認し、食事に集中できる環境を整えることが重要です。
*************<<豆知識>>*****************
【錠剤性嚥下障害(薬を飲み込みにくい)とは??】
⇒薬の形や大きさ、味、匂い、心理的要因などが嚥下困難の要因です。
薬を潰すことにより、飲み込み易くする風習がありますが危険💀が潜んでいます!
薬の形状には意味があるため、効果の変化や消失の危険があります!!
【対策】
⇒服薬ゼリーの利用、錠剤嚥下評価シートの使用などがあります。
医師や薬剤師へ相談してみましょう(^^)/
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嚥下のことで検査をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください(^^)/
※検査の際はご予約をお願いいたします※
例えば、
・最近、飲み込みがしにくくなった
・食事の時によくむせる などなど
博愛記念病院 電話番号 088-669-2166
【外来診療受付時間】
午前 8:30~11:30
午後 12:30~16:30
【休診日】
日曜日、祝日