JOB
「患者さんが大切にしている役割・価値を実現させていく専門職」
作業療法士として、対象者の日常生活や大切にしている趣味・役割が遂行できるような個別リハを提供するように心掛けています。
当グループが掲げている離床促進や集団リハの質向上に努め、すべての人がどんな時でも楽しく過ごし、入院中だということを忘れられる空間の提供を意識しています。
専門的な知識に偏らず、学会発表で研鑽しながら、スポーツや福祉、街づくりなど様々な分野に携わり、多くの視点を得て、スタッフや対象者の一助になれるような存在を目指しています。
外部活動
【パラスポーツトレーナー】
作業療法士としてソーシャルフットボールに関わったことがきっかけとなり、パラスポーツ中心に身体面・精神面の両面から選手のケアに携わっています。
ノーマライゼーションスポーツの運営も行い、障がいの有無にかかわらず、スポーツを通じたコミュニティ形成を定期的に実施しています。
【障がい・福祉体験の授業】
徳島県肢体不自由児者父母の会連合会と徳島県作業療法士協会を通じて、小学生を対象に車椅子体験や街歩き授業を実施しています。
この職業を志したきっかけ
もともとは小学校教諭に興味がありましたが、作業療法士の仕事を知り、子どもから高齢者まで幅広い年代と関わることができる点や、物づくりやスポーツなどを通して、障がいの有無にとらわれない柔軟な視点で携われることに魅力を感じ、この道を目指しました。
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アロマオイル入りの温かいお湯で清潔とリラックスを保つ「手浴」。会話をしながらマッサージ
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学校の就職担当者に向け、作業療法室など院内施設を案内し、リハビリ業務について説明
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病棟の医師・看護師・療法士等が連携し、リハビリの質向上に向けた取り組みを話し合う
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脳波や神経信号を利用するBMI機器を用いたリハビリ。先端技術で回復への可能性を広げる
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パラスポーツ選手へのケアを行う瀬河さん