藍の種まき始めました!
徳島では3月の最初の大安の日(今年は3月1日)に種をまく農家さんが多いそうです。毎年藍の種まきが始まったとニュースになっていますね。
博愛記念病院ではおくれること2週間、3月14日より種まきを開始しました。
デイケアの利用者のみなさん、回復期リハビリ病棟のみなさんのご協力により、今年も無事に、種まきを行うことが出来ました。
昨年みなさんと育てた藍から取った種を使います。
いつもは苗用のポットに土を入れて種をまいていますが、手早いデイケアのみなさんはあっという間に作業を終えてしまうので、今年は種まき用のポットも手作りしていただきました。
空き缶を芯にして新聞紙を丸め
底になる部分を折り込んで
空き缶を取り出したら完成です!
新聞紙で出来ているので、苗が出来たらこのまま土に植えられます。
デイケアの利用者さんで、以前からこの新聞紙のポットで種をまいて苗を作っていた方がいらっしゃったそうです!作り方も手馴れていらっしゃって、みなさんに教えてくださったそうです。経験者がいらっしゃって心強いです。✨
このように環境に配慮した園芸活動の事を「エシカル・ガーデニング」というそうです。
ちょっとした配慮で、ごみが減らすことができたり、環境にやさしい活動に繋がっていくのは良いことですね。
ただ、新聞紙で出来ているだけあって乾燥も速いそうです。水やりなどの管理が上手くできるか不安もあったので、念のため、いつも通りのポットにも種まきをして頂きました。
これからそれぞれで生長具合や管理の仕方にどのような違いがあるか、じっくり観察していきましょう!
藍の苗の植え付けは5月を予定しています。
それに向けて畑の方も準備を開始しています。
種をとった後、枯れ木だけになってしまったのを抜いて、更地にしました。これから肥料などをまぜて耕していきます。
今年はどんな色に染まるでしょう。7月ごろマスクを染める予定です。お楽しみに!
藍の種はグループ内の他の病院からも希望があり、徳島県内、大阪、兵庫にある病院へ送らせていただきました。それぞれの病院で元気に育ちますように!!