博愛デイケアでは、
- 病気への理解を深めるための講義(症状、早期発見、対応、予防など)
- 生活の質の維持・向上を目指して自宅で可能な運動(体操やストレッチ)
をご紹介させていただいております。
9月のテーマは『心筋梗塞・心不全』
押さえるべき大切なポイント!!
- 冠危険因子とは?(心臓に栄養を送る血管のトラブル)
- 高血圧とは?
- 脂質異常症とは?
- 糖尿病とは?
- 高尿酸血症とは?
- 塩分一日6g未満が良い訳は
目安となる運動の強さや適正体重、BMI(Body Mass Index:肥満度を表す)について
- 適切な運動の強さ 「楽である」~「息がはずむくらい」の運動
- 適正体重(kg)=(身長m)²× 22
例)身長150㎝の場合 1.50×1.50×22=49.5 - BMI = 体重 ÷(身長m)²
例)身長150㎝、体重55㎏の場合 55÷2.25=24.4 → 普通体重です
BMIが18.5以上25未満が普通体重です。
BMIが22を適正体重(標準体重)とされ、統計的に最も病気になりにくい体重とされています(日本肥満学会より)。
質問コーナー
みなさんから色々とご質問をいただきました。
その一部をご紹介します。
Q:症状の見分け方はどうしたらいいですか?
A:狭心症:数分~10分以内の痛みが生じます。
心筋梗塞:20分以上継続する激烈な痛みが生じます。
Q:薬を飲んでいますが、症状が軽くなった場合はどうしたらよいですか?
A:自分で判断せず、医師・薬剤師の指示通り正しく内服しましょう。
または、病院を受診し、相談するようにしましょう。
Q:階段の時に息切れがしますが、どうしたらいいですか?
A:症状による心機能の分類についてご紹介しました。
かかりつけ医と相談し必要に応じて定期検診を行ったり、不整脈の確認方法やどんな時に出現するかをご説明いたしました。
次回
10月は、呼吸(肺の機能)についてお話させていただきます。
キーワード:慢性閉塞性肺疾患(COPD)