みなさんこんにちは☆彡
博愛リハビリテーション部です(^O^)/
平成医療福祉グループには充実した「新人教育カリキュラム」があります(^^♪
その一つが「症例発表」です!!
★症例発表とは??
医療従事者が患者さんの治療やリハビリテーションの経過を報告し、そこから得られた学びや工夫を発表することです。これにより、医療従事者同士で知識を共有し、より良い医療を提供するための参考になります。
今回、当院の新人リハビリ職員が症例発表を行いましたのでご報告いたします!
発表内容は、
① 脳梗塞後の排尿障がいについて
~出したいのに出ない!!~
排泄は人にとって重要な生活習慣の一つです。
排泄障がいには様々な原因があります。
【脳梗塞後の排尿障がいとは??】
脳梗塞によって排尿をコントロールする神経回路に影響が出ると、
・尿意を感じにくくなる
・尿を出したくても出せない(尿閉)
・逆に尿が漏れてしまう(尿失禁)ことがあります。
【治療とリハビリテーション】
排尿障がいの治療やリハビリテーションは、その原因や症状によって多岐にわたります。
患者さん一人ひとりの状態に合わせて医師やリハビリ職員、看護師、介護士が連携し、最適なプログラムを提供しています。
② 両踵骨骨折に対する理学療法
~免荷期間中のリハビリの工夫「歩行獲得への取り組み」~
「踵骨(しょうこつ)」とは「かかと」の骨です。
両足のかかとの骨が折れてしまった状態を想像できますか?
この骨が折れてしまうと体重を支えることが難しくなり、歩行や日常生活に大きな影響が出ます。
【免荷期間中のリハビリの工夫とは??】
「免荷」とは、骨折した骨に体重や負荷をかけないようにすることです。
「かかと」に体重をかけないで生活するのは大変です💦
それを補助するために「装具」という補助器具があります。
補助器具を使用することで立ったり、歩いたりすることも出来ます。
体重や負荷をかけないといっても、何もしないと筋力が落ちて、関節も固くなり、
骨折が治っても歩けない状態になってしまいます!!
そこで、リハビリ職員が骨折した部位に負担をかけないように足首や足の指を動かす訓練
を行い、関節の動きを保ち、筋肉の萎縮を防ぎます。
そして、医師の指示のもと、徐々に体重をかける練習を始めます。
少しずつ体重を増やしていき、最終的には全体重をかけられるように練習します。
新人さんたちが日々の業務の中、発表に向けてしっかり準備し、自分の意見を述べる姿はとても頼もしく感じました!!!
先輩リハビリ職員からは、
・問題点の抽出の仕方、それに対するリハビリの方法
・患者さんの今後を想像しながらどのようにリハビリを行ったら良いのか
など、アドバイスがありました♬
新人リハビリ職員のみなさん 発表、お疲れ様でした!!(^^)/
今後も、当院のリハビリテーション部は、質の高いリハビリテーションを提供できるよう、知識の追求と技術の研鑽に努めてまいります。