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HMW大学 #9|メンバーさんと共に楽しむ支援のかたち ~障がい者支援施設 だんけのその ポレポレクラブの“島の合宿”から学ぶ~

平成医療福祉グループは「じぶんを生きる を みんなのものに」を理念に、東京や大阪をはじめ全国に100を超える病院・介護施設・福祉施設などを運営しています。
平成医療福祉グループでは、職員の視野の拡大を目指して、医療福祉分野以外にもさまざまな分野で活躍する専門家の話を聞くオンラインセミナー「HMW大学」を開催しています。

HMW大学 #9
メンバーさんと共に楽しむ支援のかたち
障がい者支援施設 だんけのその ポレポレクラブの“島の合宿”から学ぶ

障がい者支援施設「だんけのそのポレポレクラブ」は、重度の障がいがある方が地域で自分らしく過ごせるよう、24時間体制で「利用者の世界に入り共に楽しむ」「ペースに合わせて強みを引き出し尊重する」を行動指針に支援を行っています。
本セミナーでは、昨夏実施した「島の合宿」を題材に、メンバーさんと職員が共に楽しむことで生まれた変化やリアルなエピソードを写真とともにご紹介。合宿準備や当日の連携工夫にも迫ります。
最後にZoomチャットでのQ&Aも予定しており、障がい者支援のみならず多様な支援現場に応用できるヒントが満載です。ぜひご参加ください。

イベント概要

日時:2025年7月18日(金)18:15開室 18:30開始 19:30終了

会場:オンライン配信 (配信URLはお申し込み後お知らせします。)

セミナー内容

障がい者支援施設「だんけのそのポレポレクラブ」では、重度の障がいがあり地域での生活が難しい方々が、自分らしく過ごせるよう24時間体制で支援を行っています。

私たちはアクションプラン(行動指針)として、以下の2点を大切にしています。

メンバーさんの世界に入り、共に楽しむ
メンバーさんのペースに合わせ、強みを引き出し、自分らしさを尊重する
これは、職員全員の想いを込めた言葉でもあります。

私たち職員は、障がいの有無に関わらず、すべての人が無限の可能性を持っていると信じています。だからこそ、メンバーさんのその可能性を少しでも広げられるよう、日々の支援に取り組んでいます。

私たち職員は、障がいの有無に関わらず誰もが無限の可能性を持っているため、メンバーさんの可能性を広げることを大切に考えています。

『会話が難しかったメンバーさんが、ふと会話を始める』
『 食事をあまり摂れなかったメンバーさんが、ある日食事を楽しむようになった』

など、うれしい瞬間に、多く立ち会ってきました。
こうした経験を通して身をもって感じてきたのは、職員主体の支援を行っていては、メンバーさんが持つ可能性を引き出すことはできないということです。

だからこそ、私たちは自分たちの支援を立ち止まって見直すことも大事に考えています。

今回のHMW大学オンラインセミナーでは、昨年の夏に実施した「島の合宿」を中心にお話しします。

メンバーさんと職員が「共に楽しむ」ことを軸にしたアプローチによって生まれた変化
現場だからこそ感じられる、リアルなエピソード
当日は、合宿の様子を写した写真もご覧いただきながら、合宿の準備段階から当日の様子、職員同士の連携やコミュニケーションの工夫などを紐解きます。

セミナーの最後には、ZoomチャットによるQ&Aも予定しています。
障がい者支援の現場に限らず、人を支えるあらゆる現場で活かせるヒントが詰まった内容です。
ぜひご参加ください。

登壇者情報

モデレーター
前川 沙緒里(まえかわ さおり)
平成医療福祉グループ 介護福祉事業部 部門長
平成医療福祉グループ 介護福祉事業部 部長。社会福祉士。2001年、博愛記念病院に入職。複数の介護・福祉施設を経験し、ヴィラ勝占の施設長に。介護福祉事業部の立ち上げに関わる。

スピーカー
森本 信正(もりもと のぶまさ)
だんけのそのポレポレクラブ 施設長/理学療法士
施設長として管理業務を行い、スタッフが働きやすい環境づくりに力を入れています。
また、行事やイベントの際は必ず自らも参加し、一緒に楽しむ姿勢を大切にしています。支援者自身が楽しんでいると、その雰囲気は自然にメンバーさんに伝わると考えているからです。職種間に上下関係が生まれないよう配慮し、改善を積み重ねながら、よりよい施設運営をめざしています。

だんけのその ポレポレクラブスタッフ
成川 佳代子/生活支援員
フロアでのメンバーさん支援と、スタッフからの相談対応を担当しています。日々の様子を確認しながら、支援の方針や方法を再検討する役割も担っています。
ルーティンが崩れると不安が高まる方には、事前に口頭や手紙で予定変更を知らせるなど「伝え方」を工夫し、落ち着いて過ごせるように努めています。メンバーさんの思考や目線に寄り添い、何を気にしているのかを探っていく過程を大切にしており、「今日はどう支援したらみんなで楽しめるだろうか」と考えることが大きなやりがいです。

小寺 孝典/生活支援員
メンバーさんが普段と変わらない生活を送れるよう支援し、家族への情報提供も行っています。ポレポレクラブでは、メンバーさんとの関わりを通じて小さな変化を感じた時に、気持ちが通じ合えたと実感できることが最大の喜び。利用者さんの世界に寄り添い、その人らしさに合わせた支援をすることを大切にしています。ポレポレクラブの魅力は、連携の素晴らしさと、皆で協力し達成感を味わえることです。

上原 良紀/生活支援員
メンバーさんの障がい特性を考慮し、生活が充実するよう支援を行っています。コミュニケーションの難しさを感じながらも、伝え方の工夫によりメンバーさんの行動が改善される場面に立ち会った経験が印象的でした。支援は、「その方にとっての楽しみ」を提供することで、人生の豊かさにつながると考えています。ポレポレクラブの魅力は、毎日の楽しみを大切にすることです。

岩見 真理子/生活支援員
メンバーさんの生活を補助する業務に従事しています。外食で見せる笑顔が心に残り、できることを継続しながら新しい挑戦を共に喜ぶことを大切にしています。ポレポレクラブはただ支援するのではなく、メンバーさんの心の充実を考え工夫することができる場所です。

中矢 玲衣/生活支援員
メンバーさんの生活支援から自立支援、余暇活動まで幅広く担当。外出を通じて普段見られない笑顔や反応に出会える瞬間が印象に残っています。メンバーさんにとって「楽しい」「安心する」支援を考え、職員の視点ではなくメンバーさんの視点に立つことの重要性を感じています。「やってみよう」という挑戦を大切にする文化が、ポレポレクラブの魅力です。

和田 麻美代/生活支援員
個別支援計画の作成や新規利用者の面談を担当し、日々の支援にも従事。メンバーさんとの旅行で見た笑顔が印象的で、何気ない日常の中にもかけがえのない思い出をつくることが大切だと感じています。「当たり前のことを当たり前にできる環境」を提供することが、支援の本質だと考えています。ポレポレクラブは、メンバーさんのやりたいことを実現しようとするスタッフの想いに溢れた場所です。

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