平成医療福祉グループは「じぶんを生きる を みんなのものに」を理念に、東京や大阪をはじめ全国に100を超える病院・介護施設・福祉施設などを運営しています。
平成医療福祉グループでは、職員の視野の拡大を目指して、医療福祉分野以外にもさまざまな分野で活躍する専門家の話を聞くオンラインセミナー「HMW大学」を開催しています。
HMW大学 #7
「”食べる”にとことん向き合う」地域密着型コミュニティスペース「カムカムスワロー」の取り組み
「カムカムスワロー」は、岐阜市にある近石病院に隣接され、医療の相談窓口「認定栄養ケアステーションちかいし」をはじめ、カフェ、シェアキッチン、イベント会場としても利用できる地域密着型のコミュニティスペースです。
近石病院は125床の病院内に歯科・口腔外科があり、外来・入院患者さんの歯科治療と摂食嚥下の診療、在宅患者の訪問歯科診療を行っています。
近石病院では「チーム医療で”食べる”にとことん向き合う」をコンセプトに、入院中だけでなく、退院後も在宅や施設へ訪問し、診療を継続できるように取り組んでおり、その一環として「カムカムスワロー」が設立されました。
病気発症を機に食形態が変化してしまった患者さんが在宅復帰を果たしても外食の機会を失って自宅にこもりがちになり、動かないことでさらに飲み込みの機能が落ち、やがて全身の機能が落ちてしまうことを食い止めるために、外食機会が重要だと考え、設立に至ったそうです。
今回のHMW大学では、カムカムスワローにHMWスタッフがお邪魔して、カムカムスワローの「食」を通した地域のコミュニティスペースとしてのさまざまな取り組み、そして、地域における病院・医療の在り方についてお話を伺います。
◆イベント概要
日時:2024年12月06日(金)18:15開室 18:30開始 19:30終了
会場:オンライン配信(配信URLはお申し込み後お知らせします。)
参加費:無料
座談会登壇者
カムカムスワロー
近石 壮登 (ちかいし・まさと)先生
(医療法人社団登豊会近石病院 歯科・口腔外科 歯科医師/カムカムスワロー 代表)
日本歯科大学卒業。卒業後は、藤田医科大学にて口腔外科、摂食・嚥下リハビリテーションの診療に従事した後、2021年4月から実家である近石病院の歯科・口腔外科へ。病院内および施設や患者宅での在宅診療で活躍するほか、「カムカムスワロー」を中心に地域でも積極的に活動中。
蛭牟田 誠 (ひるむた まこと)さん
(医療法人社団登豊会近石病院 歯科・口腔外科 言語聴覚士/カムカムスワロー マネージャー)
「カムカムスワロー」で言語聴覚士として医療的ケア児をはじめ嚥下障害のある方、そのご家族の方など、幅広い方々と接するだけでなく、介護予防教室の企画・運営、新商品開発、研究、SNS運用、メディア対応等の広報企画、経営企画など多岐に渡り活動中。
天辰 優太(平成医療福祉グループ 経営企画医師)
堤 亮介(平成医療福祉グループ 栄養部 部長)
手老 航一(平成医療福祉グループ 世田谷記念病院 事務長)※モデレーター