JOB
「ライフスタイルに合わせたオーダーメイドリハで患者さんの暮らしを支える」
 外来リハビリ(外来リハ)を担当しています。外来リハでは、患者さんの状態や身体機能の変化を常に確認しながら、一人ひとりのライフスタイルに合わせたオーダーメイドのリハビリを提供しています。
 一般的な疼痛や関節可動域制限の改善に向けた訓練に加え、庭仕事が趣味の方にはしゃがみ動作や不測の事態に備えた防御方法などを指導したり、趣味活動で卓球やゴルフなど楽しまれる方には競技に合わせた筋力訓練やストレッチを取り入れています。
 対象は、腰痛やひざ痛で整形外来を受診された患者さんや、回復期病棟を退院された患者さんが多いですが、14歳の靭帯損傷後の患者さんや、アキレス腱断裂後のバスケットボール選手の競技復帰に向けたサポートを行った実績もあります。
 このように、患者さんが安心して日常生活や趣味を続けられるよう、個別性を大切にしたリハビリを心がけています。
この職業を志したきっかけ
 自宅近くに理学療法の学校ができたことをきっかけに、この仕事に興味を持ち始めました。ちょうどその頃、母が勤めていた施設の理学療法士と交流する機会を持つようになり、リハビリ職の魅力や厳しさについて多くのことを教えていただきました。
 理学療法士の手技によって痛みが和らいだり、歩き方が改善していく姿を目の当たりにし、大きな衝撃を受けたことがきっかけとなり、理学療法士に進もうと決めました。
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				患者さんの近況や悩み、変化点などを訓練時に聴取し報告。医師から改善点の助言を受け、相互に情報共有を行い、次回診療に活かしている 
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				当院回復期病棟から外来リハへ移行する患者さんも多く、入院中から情報収集や訓練を行い、外来リハへのシームレスな移行に努めている 
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				公共交通機関での長距離通勤に必要な、疲れにくい姿勢や歩行の獲得を目指す訓練。荷物運搬業務での転倒防止のため重心移動の促通も実施 
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				右麻痺のある患者さんに対する、荷重量を増加させるための訓練。すだちの収穫を手伝っているとのことで、収穫に必要な動作獲得を目指す 



 
			 
			








