今冬は、インフルエンザの流⾏が懸念されています。
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
日本感染症学会からの最新の情報でも「本年度のインフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨する」と言われています。
特に重症化のリスクが高い方はインフルエンザワクチン接種が強く推奨されます。
重症化する危険が高い人
- 高齢者
- 幼児(6ヵ月以上5歳未満)
- 妊婦
- 持病のある方:慢性呼吸器疾患(気管支喘息やCOPDなど)、高度肥満の方、慢性心疾患、慢性腎・肝・血液・代謝(糖尿病など)疾患のある人、免疫抑制状態など
- 長期療養施設の入所者
感染・重症化予防の為にもインフルエンザワクチン接種して元気にこの冬を乗り越えましょう。
*インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチン接種は同時接種が可能となりましたが当院では原則同日接種を行っていません。
博愛記念病院 薬剤部